ベーカー嚢腫(のうしゅ)について。健診会 滝野川メディカルクリニック

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ベーカー嚢腫(のうしゅ)

ベーカー嚢腫(のうしゅ)とは


MRI検査(T2矢状断像)

ベーカー嚢腫の原因

ベーカー嚢腫とは膝の裏にある関節液(滑液)という液体を含んだ滑液包が炎症を起こし膨らむことです。
膝の裏側にある滑液包は10数個あり過剰な摩擦や圧迫が加わると炎症が起こり痛みを生じます。
関節液の分泌量が多くなり、滑液包に過剰な関節液が溜まることをベーカー嚢腫といいます。
関節液がたまる原因には、関節リウマチ、加齢による変形性関節症、膝の使い過ぎなどがあります。
悪性の腫瘤ではありませんが、中年の女性に多く発症します。

*滑液包とは・・・膝は身体の中でも最も負担がかかりやすい関節です。このため、衝撃を吸収し摩擦を軽減する為に膝や関節の周囲には複数の「滑液包」という袋があり、内部には少量の液体(滑液)を含んでいます。

膝関節内の関節液が後方に押し出されて腫瘍になっている状態

ベーカー嚢腫(のうしゅ)の症状、好発年齢、好発部位

ベーカー嚢腫(のうしゅ)の症状

症状としては、膝の腫れ、違和感、不快感などがあります。痛みは強くなりにくい特徴がありますが、何らかの理由により関節液が急増し、嚢胞(滑液包)が破裂することがあります。破裂すると、嚢胞内の関節液が漏れ出し周囲の組織に炎症を生じさせ、急速に局所的な痛みや腫れを起こす場合があります。
また、膝の裏側を通っている血管がベーカー嚢胞に圧迫され血管性静脈炎を発症させることもあります。
*嚢胞とは・・・軟部組織に形成された液体で満たされた袋状の病変です。

ベーカー嚢腫(のうしゅ)の検査

基本的に診察にて問診と視診、触診を行います。変形性関節症や関節リウマチ、半月板損傷などを併発していることがあり嚢腫の大きさや位置を正確に知る必要がある為、超音波検査やMRI検査を行う場合があります。

ベーカー嚢腫(のうしゅ)の治療

治療として、一般的に保存療法と手術療法に分けられます。

保存療法(当院で可能)

保存的療法は基本的に症状が出ていなければ治療の必要はありません。痛みや腫れなどが強くなり日常生活に支障をきたすようなら、湿布や内服薬とともに注射器にて滑液を吸引し、経過観察を行っていきます。
吸引しても時間の経過と共に再び同じ症状を出現する事があります。それ以外に、ベーカー嚢胞の形成を予防するためにステロイド薬を患部に注射することもあります。もし、嚢胞が破れてしまった場合には非ステロイド性抗炎症薬で痛みと炎症を抑えていきます。


手術法(当院では不可)

手術療法は、保存的療法を行っても改善しない場合に嚢胞を摘出します。膝の裏側には重要な神経や血管が多数走っているため、また完全に取り除くことは難しく、摘出しても再発することがあるため手術には慎重な判断が求められます。

当院での受診の流れ

  • STEP1 診察
    症状の程度、随伴症状に基づいて問診を行います。上記をふまえ、必要な検査を判断します。
  • STEP2 検査
    レントゲンやMRI検査を行い骨の形状・骨の間隔のチェックを行います。
    ※緊急性に応じて、当日のMRI検査も可能
  • STEP3 治療
    診断疾患に応じて、薬物療法・物理療法・運動療法を行います。手術が必要な場合は、専門の医療機関へ紹介させて頂きます。

当院では、整形外科を受診して頂きます。必要があれば当日、MRI検査を行います。(MRI検査は基本予約制になりますが、予約の空き状況や緊急性の程度により当日の検査も可能です。)整形外科医より、症状の程度・随伴症状に基づいて診察を行います。
当院では保存療法としてはまず、湿布や非ステロイド性消炎鎮痛剤の服用、ベーカー嚢腫の吸引やステロイド注射にて経過を見ていきます。
これらにより、症状の改善が難しくさらに日常生活への支障がきたす場合や炎症の原因となっている病態の治療を行うために専門の医療機関に紹介させていただきます。

下腿部挫傷にお困りの方は、かかりつけの先生にご相談下さい。
当院では、整形外科にご相談下さい。
また、リハビリテーション科とも連携しております。

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